プライム会員なのですぐ気づけませんでした。
amazonで楽天対抗のために行われていた(だろう)原則送料無料サービスが静かに終了しました。
一回の購入金額が2,000円未満だと350円の送料がかかるようになりました。
ただし、プライム会員(年間3,900円)は、無料のままです。
amazonプライム
1配送ごとに2,000円未満だと350円の送料がかかります。
パントリーというプライム会員向けのサービスが始まっていて、たぶん送料無料はなくなるのかなと期待していました。
いやみとか皮肉とか、まして間違いではなくて、送料有料化されるのを個人的には期待していました。
送料無料終了、有料化には期待しています
楽天やソフトバンク・ヤフーの回し者でもありません。
amazonでよく買い物しています(買いすぎていて反省中)。
もともとわかっていることですが、商品を配送するにはコストがかかります。
コストを負担する以上、その企業はどこかでその分を回収する必要があります。
結局、送料を一律無料にするためには他の商品に送料上乗せしたり、各商品に送料相当の金額を織り込んだ金額にする必要があります。
送料無料だと高くつく
競争が厳しい商品にはそれも難しいので、上乗せしやすい商品が割高になるだろうことは想像できます。
たとえば、冬場特にほしいニベアの青缶。
昨冬は300円台前半でも買える時がありました。
今冬、使いきって買おうとしたら670円もしました。
なんてこったい。
ドラッグストアーだと400円台前半でした。
100円近く余分に出して買いに行かないといけない。
送料が無料というのはこういうことです。
一個だけならいいんです、送料上乗せだから。
だけど冬の間はたくさん使うんです。
一ヶ月に数缶使ってしまう時もあります。
そうするとすごく割高になります。
パントリーだと420円だったので150円ほど送料の一部が載せられているように感じました。
送料無料が終了するとムダに高い商品が買いやすくなる(と、期待します)
パントリーというプライム会員向けサービスでは送料取られますが、低価格の商品が割高感なく買うことができます。
商品もっと充実してほしいなと願っていました。
しかしプライム会員向けだけでは期待できる販売数から限度があります。
一般会員向け送料無料をやめれば、送料一部を上乗せした値段にする必要がなくなります。
そんな期待しても企業なんて…
って言うかもしれません。
そんなものですが、ネット通販業界は熾烈な競争しています。
送料とる上に割高では誰も買いません。
パントリーで見せたように本体価格を適正なものにして総量は送料としてとるというなら文句ありません。
楽天で買ってもほとんどが送料有料、数千円から一万円以上買うと初めて送料無料サービスです。
2,000円で送料無料もまだまだやすすぎて、徐々に上げていくでしょう。
americaでもつい先日二度目の金額アップが実施されたばかりです。
平均5%も利益が出せていると仮定して350円捻出するには7,000円の買い物が必要になります。
逆に7,000円まとめ買いしても、そのうちの5%は運賃に消えてしまうということ。
価格競争が厳しい中、そうそう利益率取れませんから5%も割り当てられるとしたらすごいことです。
商品の販売価格がスーパーなどの価格並みかそれ以下になり、送料無料は6900円以上といったところが、最終的な落とし所ではないでしょうか。